10 2月 2014

BSP presents "Somewhere'58"

不思議な2カ月間、でした。


2/7-8、BSP立ち上げ公演『Somewhere’58』、全公演終了することが出来ました
寒くしかも御足もとがとんでもなく悪い中、
ご来場くださいましたお客様・ヘルパーのみんな、本当に有難うございます
もやしのみんな、おつかれさま。

振り返るには早すぎるものの、一言で言うならば、
ヘッズの数とそれまでの歴史に甘えることがまるでデキナイ状況はどうやら、
わたしに優しい革命を起こしてくれたみたいです

ミステリアスだとかクールだとか、あらぬ第一印象をいつものように持たれ、
12や13で既に知り合いだったはずの人がたくさんいたはずなのに、
わたし個人はいつも以上にスタートダッシュに手間どりましたが。


Bean Sprout Productionというだけあって、メンバーはみんな豆もやし!
意味はわかってもやっぱりおかしいチアや”謙虚”の壁にぶち当たりそうになるみんなを見るたび、
着飾らない自分を恐れないことを、ひっそり頭で反芻していました

でも、舞台に関わると、
どんなにすごいと思っていた人でも人の子なんだと思う瞬間が必ずあって、今回も例外じゃなかった
ありのままの自分と、仕事人としての自分との乖離に抱え続ける頭は数知れず
誰にでもキャパシティがあって、その一人のキャパシティを舞台における仕事量は大きく超える
でも、超えるくらいのことをしないと達成感はないからどうにかこうにかやるっきゃない
乖離に悩んでも、面をかぶっても、達成しなきゃいけないことが山ほどあった
小屋入ってからは予想だにしない問題の連続で、内心いつも以上に慌ててた気がします
一難去ったら今度は二難、ゲネの最中に空っぽの講習室で一人泣きじゃくっていたり、
ほんとうに最後の最後まで、自分の不甲斐ないちっぽけさを感じてばかりでした。


それでも、今回のカンパニーにいてくれた人たちが、わたしはすごく大切だったんです
「ありがとう」と言われるたびに「いいの?」と聞きそうになるけど、
パンフやチケット、ロゴ、スタジャンやら、を初めてもらったクリスマスプレゼントみたいに喜んでくれて
正直毎回喜ばれすぎて、どう反応すればいいのかわからなかった(笑)。
でもさいごに目にためた涙は、お酒のせいでも眠いせいでもありませんでした

打ち上げで言ったように、BSPはそれぞれがこれまで描いてきた点を結んでできた「線」
それは、未だ評価もされてない、長さ(歴史)もない、不束で、不格好で、荒削りな一本の線。
そんな線を書き始めたのはたしかにわたしたち4人だとしても、
そこをかけがえのないものにしてくれたのは、紛れもない「みんな」でした
ここからどうやって、どこまでこの線を伸ばしていこうね?


ところで、毎回のことながら、土壇場でいつも支えになったのは12でした
オーディション初日のデモンストレーションでさらっとかっこいい理由を言ってくれたり、
楽のあと客席に座って「あのとき碧に誘ってもらえてよかった」としみじみ云ってくれたり、
モヤシて(燃やして)いいよ?といって渡した立て看板を「もらうから」と当たり前に言ってくれたり、
飲み会中にわたしたち4人にさりげなくドリンク差し入れてくれたり、
ときおかみどりになれてよかったねとか最後の最後に迷言いってきたり、
誰よりも早く来ていつものようにみんなの撮影をしてくれたり、
お客様で来るにも関わらず衣装を貸しに来てくれたり、
夜中に急遽お願いしたにもかかわらず当制に快く引き受けてくれたり、
それだけでも嬉しいのに当たり前のように差し入れ餌付けしてくれたり……、
小屋入り後、なんだか12で過ごした時間がパワーアップして戻ってきたような雰囲気で満ちてました


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そして、コアのお三方(御三家)
コアの3人が恒星だとしたら、わたしはいつもその光で存在している衛星でした
ほんとうに、ほんとうに、ほんとうに、おつかれさま
両手いっぱいの豆もやしをプレゼントしたところで、到底足りそうにありません。
相変わらず好き勝手させてくれてありがとう

この足かけ5か月を過ごしてきて、
あなたたちがどうしてそんなに舞台好きなのか、わたし気付いてしまったみたいです

4人では最後になるかもしれないこの場所を、どうしてもかっこ悪くしたくなかったのだけど、
そのわたしの目標は、果たされたのかな。かっこよくなれた?

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そういえば、3人みたいにかっこいいこと言えればいいのにと思いながら、
今回は(これでも)いつもより数倍おしゃべりになってみたけれど、そしたらだいぶ楽しかったよ
燃えカスはいつもよりは少なかったのかな、これから精査するところです

でも”蒼い”わたしはわたしなりのやり方があるから、これからもやっぱり愚直に生きていきたい


どんな大人になっても、謙虚でいつづけること、
舞台が総合芸術であるように、ふだんだって自分も誰かに支えられ誰かの支えになっていること、
世界を革命することは難しくても自分を革命することはいつだってできること、
豆もやしを植え続けた、この不思議な2カ月間のこと、
んでもって、そこから常に進んでいこうと思う気負いを持ち続けること、

そんなことをスタジャンを、スウェットを着るたびに、ふと思い出してみてください
それが宣美 時岡碧としての本望です。



BSPはこんなにも人の温度を持った、あたたかい場所になりました

でも現状維持は衰退のもと、好きだからこそ、わたしはもう次のステージに進んでみたい





まだまだ書きたいことがありそうだけれど、
まずはありったけの感謝を込めて


2014年2月10日 宣美兼衣装スタイリスト みどり (The Core) 





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posted by Midori



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