23 3月 2013

3days again.

自分たちであたためてきたものを公表するとき感じたのは、発表できることへの喜びと自分の手から離れて巣立ってしまうことへのちょっとした寂しさでした。


先日まで二泊三日の合宿に行ってました、MP13のキャンプ@那須。
たった三日という弾丸でしたが、アートとしての仕事をまずはひとつ果たすことができたから一安心。
シンプルな「ダサさ」を表現したくて、てっちゃんに我儘ばかり言って実現させたこのデザイン。
一方で、紺色のパーカーにピンクのTシャツ、だいすきなものを詰め込んだものになりました。
(一世一代すぎた)サプライズもなんとか終え、メンバーの喜びようは純粋にうれしかったです。


わたしにとってTシャツとパーカーは、一番妥協したくなかった仕事でした。
というのも、これがわたしの表わせられる精一杯の「態度」だと思っていたから。

まずは、いうまでもなく彼らに対して。
目真っ赤にしてもなお「たいひょうふ(だいじょうぶ)」と言い張ってたり、
エレベーターの中でほろりと本音を漏らしたり、
「みどりー!」っていいながらいつの間にかヘアセットの順番争い始めてたり、
髪を巻いてるときに、しんみりと「こんなメンバーに囲まれて幸せだったよ」と言ってくれたり、
8割方ふざけてるのにいつの間にか真剣顏でパソコンに向かってたり、
それを横目で見つつも、職人以上の速さで仕事を終えてたり、
13のworkshopの写真を「正直キタ」って今更ながら言ってくれたり、
ほんのたまに言葉はなしに抱き付いて来たり、
「那須を感じにいこう!」なんて夜中の私の無茶な望みに付き合ってくれたり、
気丈に振る舞い続けた挙げ句、体調不良でぶっ倒れてたり。
そんな風に毎日毎日リハ場に来て、毎日毎日メンバーをリードしてるみんな。

一方の私は、リハ場を離れるのも仕事のうちで、だれもいない場所の作業がいいときだってある。
それ以外の予定もびっしりな上、宣美はもともとそういう部署だから仕方ないのかもしれないけど、それでもやっぱりリハ場に行けないのがすごくもどかしいし、それが負い目になってるのも否めない。

だからこそ、そうやって体張って役割を果たしてる彼らのほんの一瞬でもいいから役に立ちたいっていうのを表わしたかった。
なんちゃって、これが2年目ペーペーの精いっぱいの見栄なのです。

「紺のパーカー初めて!」
「ピンクすきなの!」
「ピンク似合わないはずなのになんか似合ってる~」
「紺のパーカー持つのが夢だったの」
「(前見ごろを見て、)野望かなったじゃん」
そんなん聞けただけで、だから私は十分です。
それに抱き付かれれば、流石のわたしにだって言葉がなくても伝わってしまうものです。

そして、「みどりー」って言って最近話しかけてくれるようになったメンバーの子達。
(みどりさん、はいまのところ聞こえないことにしてる。)
彼らにも、すこしでもMP13の時間を深いものにしてほしい。
Tシャツを着た時、パーカーに腕を通した時に、少しでも「MPerでよかった」と思ってもらいたい。
言葉で伝えるものいいけど、わたしにとってその表現方法がこのTシャツとパーカーでした。
だから、これらにそんな願いも込めたつもりです。
なんちゃって、これもヘッズとしての小さな小さな見栄なのです。


そして、宣美のことで何かえぐられそうになったときLINEやリプを飛ばしてくれたかつてのメンバーたち。
当事者じゃないのにMPを知っているからこそ、外から私に向かって降ってくる言葉たちにいつも救われてます。
それぞれのフィールドで、夢に向かってもがいてるっていうその事実が何よりのお便り。
そんな彼らに、今年のMPは頑張って進んでるよって伝えたかった。
だからTシャツとパーカーを着た集合写真は、遠く離れた家族に向けるお手紙のようなもの。
きっと、だいじょうぶだからって。


ピンクが持つのは、安らぎだったり、感謝だったり、そして濃くなればなるほど強い意志だったりします。
それにラブの色は、往々にしてぴんく。らぶ&あくせぷと、よ。


この三日間を通って痛感したのは、楽しんでお友達つくるだけならMPじゃなくたっていいってこと。
憤慨したり、凹んだり、「慣れ」に対しての恐怖を再度感じざるおえなかった。
きらきらしたものをみせるためには、とんでもなく地味な手順を踏むしかないってこと、去年の私は知ってたろうか。


シャッターを押すたびに何かを失ってる、という見解には納得するけど、
たとえ失ったとしても私は自分が思うよりもずっと、じゃあ別のものを手にしていけばいいと思ってる。
そっと覗いたレンズの向こう、この一年で深いところまでのぞきこみたい。
だから、卒業論文のテーマ決めました。

あ、東京に帰ってからしっぽり二人っきりで話し明かした彼女は卒論優秀賞をとって無事に卒業したそうです。

自分のことのように嬉しい、だなんて言おうものなら次会った時に手に追えなくなりそうだから文字にだけ起こしておくとしよう。

でもあらためて、御そつぎょうおめでとう。 
これからもっともっと、もっとエンジンかけていけますように。

posted by Midori

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