27 2月 2012

Stick to MP


Montoakカフェにて。最近よく行く表参道のカフェです。一人でももちろん落ち着く空間です。

先週の日曜日にMPが始まり、早一週間というべきかやっと一週間というべきか、何はともあれ一週間が経過しました。一週間とは思えない数の友達ができました。出会って一週間とは思えないほど彼らと仲良くできています。一週間これ以上ない、というくらい一生懸命過ごしました。この一週間、MPerとして、ブロガーとして、女の子として、いろいろな顔を持ちました。
そして、過密スケジュールのおかげで風邪をこじらせてしまいました。実をいうと昨日から寝ています…まさに「寝込んでいる」という表現がぴったりな状況…。

大人しくしているしかない今日はStand by me(1986)を観ました。1986年、歴史的に言えば、前年プラザ合意が発表されようやくレートの安定化を見込める時期に落ち着こうとしていた頃ですね。日本はと言えば、バブル絶頂期でディスコやらボディコンやら、松田聖子ちゃんやらで大賑わいだったろう時代。そんな一見すべてが順調に見えて、でもその後の世界情勢を見る限り、ぎりぎりこれまでの汚点を“省みる”ことをせずにいられた時代ですか。それはその後の時代が「失われた~」といわれていることからもわかると思います。きっと最後の古き良き時代、のころだったのでしょう。

死体を見つけに始まった4人の少年のたった二日の冒険物語。大人への階段をひとつのぼる前の小学生の彼らの姿はすっごく頼りなくて20歳の私から見ればいつ観ても何にもできないただの小学生たち。4人あわせても数ドルにしかならない状況で二日の旅に出る。
その行為自体、大人から見れば浅はかな考えにしか見えないかもしれない。残念ながら内心私もそう思ってしまったうちの一人だ。なぜなら私たちはまずどこへ行くのにいくらの旅費がかかって、泊まる場所はどこそこのホテルで、朝何時に起きて、、えっと、それから近くのプールにでも遊びに行って、、ってとりあえずその土地の空気を吸う前にまるで行ったことがあるかのような知ったかぶりで予定を立て始める。それはとても順調で快適な時間になるだろう。
でも子供はそんなことは最初からしない。彼らと同じ、身一つでとりあえず歩き出そうとする。なんて楽観的、ううん、無謀すぎるよ。そんなこときっと考えもしないんだろうなぁ。信じる、それだけで超えられないものはないって時期だ。
確かに大人は子供よりも体も大きくて知識もずっと多い。だからつい大人は子供より自分は偉いと思いがちかもしれない。でも日々の生活に追われて、子供の目をどこかに置き忘れていたとしたらきっとそれは優劣をつける対象にすらなり得ていない気がする。もっと酸素を送ってあげないと心が傷んじゃうよ。いまの大人になった私にその無謀さゆえの勇気があるのかと言われればきっとノーだ。財布がないと改札すら通れない。都会の生活は便利だけど裏を返せば自分がお金を持ってなければ何もできない。思い切って歩き出すには少し道が複雑すぎる。オレゴンよりもずっと険しい道かもしれないですね。

そういえば映画を観ている最中に、post-W.W.Ⅰの影響で経済的は発展を遂げ、一般的には「黄金の20年代」と言われ多くの贅沢が流れ込んだアメリカにて、Thornton Wilderが書き上げた「Our town」と重ねている自分がいました。派手な国内情勢と、それと対極をなすかのような静かな舞台。少し似ていませんか?当時のアメリカと。

風邪をひいてからというもの、ずっとMPのことばっかり考えている自分がいます。毎日FacebookのMPerのStatueを見ながらみんなが何を感じているのか分かったつもりになって、でもその場に私がいないことがすごく悔しい。一日二日しか経っていないにもかかわらず一か月ずっと寝込んでいるんじゃなかろうかと感じてしまうほど、風邪を引いた日の一日は長い。それでも今は木曜日の練習から復帰するという目標を立てて、いまは風邪と向き合っています。

でも今回のことで思い知ったことが三つあります。
一つは、いかなる職種であれ、肩書であれ、身体は資本であるということ。自分の身体が言うことを聞かずばどこへも行けない。
二つめは、時間は当たり前のように過ぎていくこと。その時々に私たちがその流れに対して抱く憎みも愛でも関係なく、一分一秒の狂いもなく24時間は過ぎていくこと。そして今はそれを私自身はただただ憎く感じているということ。
そして三つめは、その道を極めたくば24/7そのことだけを考える必要があるということ。器用な人ほど私はこの必要があると思う。なんでもある程度できるから、なんでもとりあえず手出してみる。いい、わるいではないが、よそ見をしていたら一つも極めることはきっとできないんだ。
今はMPerでいることにだから全力を注ぎます。

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