28 1月 2012

MOMAT in the afternoon

無事、二年次前期後期がおわり、長い長い春休みに突入です。
今春は特に旅行へ行く予定がないものの、2月から舞台やらで大忙しの毎日なので気分転換も込めて、ひとりで竹橋にある竹橋にある国立近代美術館へ行ってきました!


私の大学は、キャンパスメンバーの大学に属しているので、運よくエントランスフリー!
腕にもこんなシールもつけて、4F~2Fまでじっくりじっくり鑑賞してきました。。
(特になんのライセンスなしで、このシールがあれば作品を撮影することが可能だそう!!!)
今回行ったのは、1月24日から開催されている近代日本の所蔵品を扱った展示会「近代日本の美術」。


ふだん紙の資料やテレビじゃ真正面からしかみないであろうこんなイケメン像も横から見れば、、


…kkk!ふだんお目にかかれないであろうアングルからみれるのが、直に実物をみるメリットですよね。思わず、ロンドンの大英博物館にあるロゼッタ・ストーンの裏側を初めてみたときを思い出しました(笑)

鑑賞中に感じたことや思いついたことはとりあえずこのノートに書き込んでっと。。

ちょこっとですが、展示品のいくつかをご覧あれっ。










「芸術は爆発だ」でおなじみ岡本太郎さんの絵画も。


こんな風に、芸術家と呼ばれる方々の作品を見ていると、自分じゃ到底思いもつかないような考えをいろいろ知れるので、ついつい長居してしまいます。。インスピレーションを得る、だなんて恐れ多いですが、自分のなかにふとした瞬間に思い出せる引き出しが増えるようで、全然飽きない。
下の絵も(※一部ですが)の画家も、足を使って描いた理由が、「油絵のもつ柔らかな印象を壊したくて考えた末に思いついたのが“足で描く!”だった」だなんて、私じゃ絶対思いつけない。
ただでさえ、この絵のキャンパスものすごい大きさ(横幅2メートルじゃすまなかったと思います。)にもかかわらず、ふだん筆を使って描くのが当たり前の油絵でどうして足がでてくるんだ!?その思考回路こそが芸術家なのかもしれないですねぇ。
たしかに、写真じゃ表現できない生々しさを感じる。ふだん見る柔らかい油絵じゃ絶対に見ない顔。


最後に観た作品は、ブラジル出身の現代自美術家、大岩オスカール氏が2002年に発表した作品≪ガーデニング(マンハッタン)≫。

この作品は1970~現代にかけての部屋に飾られていたのですが、この部屋に入ってきた瞬間に“少女漫画のニオイ”がしたのを覚えています。壁が真っ白で、すっと作品が自分の中に入り込んでくる、まるで塗りたてのペンキと真新しい木の香りがしました。うまく説明できればいいのだけれど、「…!!!」といきなり部屋に入った瞬間に「少・女・漫・画」の四文字が頭に浮かぶましたヽ(;▽;)ノ

さて、タイトル通り、NYのマンハッタンの風景を描いた本作。一見とてもファンタジックで、色合いも綺麗な作品ですが、彼は訪れたこの地でニューヨーカーがどこかおびえて生活していることを表現したかったと言っていたそうです。9.11から一年経たないなかの街の不安と恐怖が、あえての明るい色調で強調されることがとにかく不思議でした。確かに、浮いている花はとてもきれいなことも相まってさらにビル街が暗く見えるのは気のせい…??
また、私にはこの花々が、セーラームーンスターズでのスターシードに見えて仕方なかったです。。(わかる人にはわかるかと、、)だから「少女漫画」?
この作品の前にかなり長い間座っていた気がします。。


っとまあ、一日中時間が出来たときは、リセットしに映画館や美術館へ行くことが多いです。
実は、このあいだ観た映画「パーフェクト・センス」(記事はコチラ)も一人の時間が出来たのでふらっと見に行ったんです♪
芸術を感じるには日本はお金がかかりすぎるな~、とつくづく思います。だって映画がレディースデーでも1000円、オペラやミュージカルなんぞ観に行った日には諭吉が何人羽ばたくことか。。
(写真は、ロンドンの大英博物館前にて '11.Feb)
直近(といってももう一年近く経ちますが、)のロンドンは美術館に入場券を払うところはほとんどといっていいほどありませんでした。その代りにいたるところにDonation box(献金箱)がある、といった感じです。老若男女エントランスフリー!なんて開放的な場所なんだ!と心躍ったのはいうまでもありません!!!
エントランスフリーだから、みんなスタバでコーヒー買って美術館前の階段で軽く一服…そんなのが東京でも日常的になったらすごくロマンチックじゃないですか?♡

幸いキャンパスメンバーなので無料・もしくはディスカウントで多くの美術施設に行くことができますが、日本も今以上にアートにオープンな国になればいいのになぁ、とひそかに考えていました。
私自身、特別美術の知識があるわけでもなんでもありませんが、芸術空間に入りびたるのがすごく落ち着きます。それだけの理由で、フラ~っと、美術館に通う若者がもっと増えてほしい。
敷居が高いんじゃないか、とかつまらないんじゃないか、とかって考えずにとりあえず行ってみると新しい発見があるんじゃないかと思います。
いろいろ考える前にとりあえず飛び込んでみて、考えるのはそれからでも遅くないと信じています。見切り発車万歳!


絵画だってなんだって、テレビやネットでも観れるさすがデジタル時代ではありますが(実際今回行った展示会でもおそらくテレビで観たであろう絵画がいくつかあったほど!)、実際に目にすることで観れる新しい面もあることを改めて感じました。テレビや雑誌の完成されたメディアの目は、やはり自分の観たいモノすべてを観るには限界があると思います。いくら鮮明に見えたところで、やはりみているモノは「モニター画面」。それ以上でも以下でもありませんからね。

自分じゃない誰かの意見に耳を傾けることが大切なのは言わずもがなですが、それと同じで故人やコトバでない何かで発信し続けるミエナイものを感じようとすることも今の時代に必要なことでは?とあれやこれやと思いを巡らせながら帰路に着いたのでした。

最後に、会社帰りに皇居周辺を走る社会人ランナーたちを。夕日をバックにジョグだなんて、かっこよすぎる~…!!!

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